種 族:ドワーフ
クラス:狂戦士
サ ブ:盗賊
「え?もしかして花開院さん?なにでそんな格好を?」
「こっちが聞きたいわ!なんでドワーフで、しかも狂戦士なん!おかしいやろ!」
「あら、だって小さくて元気いっぱいで、頑固なところがあって、攻撃一辺倒なんでしょ?ぴったりじゃない。」
「うぐ・・・でも私は陰陽師なんやで!召喚術の『精霊使い』や技で似とる『ガンナー』もありやろ!?」
「精霊使いはエルフ専用だし、ガンナーはヒューマン専用だから却下よ。」
「ウチは人間やろ!」
「そこはファンタジーだし、仕方ないじゃない。リクオ様だって『クラッズ』なのよ。」
「奴良君!アンタはそれでいいんか!」
「良くないけど・・・もう決まった事だし(遠い目)」
「諦めたらそこで終いや!諦めたらアカン!」
「あ、もうあなた確定組だから。」
「なんやてーーー!」
「ところで、どうして花開院さんのサブクラスが盗賊なの?」
「さあ?神出鬼没な所とか、食べ物に目が無くていつの間にか自分の物にしている所とかじゃないてすか?」
「ふーん、なるほど。」
「あ、そういえば『ぬらりひょん』の盗み食いの特性を考えると、リクオ様も盗賊になれますね。」
「そうだね。花開院さんが盗賊を嫌がるなら、ボクが代わりに盗賊になってもいいかも。」
「さすがリクオ様、お優しいのですね。」
「いや~、そうでもないよ。ああ、でも盗賊だとつららに守ってもらえなくなるかな?」
「そんな心配は無用です!リクオ様のクラスが何であれ、必ずお守り致します!」
「ありがとうつらら。」
「リクオ様・・・。」
「なんやこのバカップル。やっとれんわ。」
「「うわっ!いたの!?」」