リクオの場合その2

奴良リクオ(リクオの場合の改正版)

種 族:クラッズ
クラス:殿様
サ ブ:普通科


「殿様って何!?ぜんぜん普通じゃないじゃないか!」
「はい、リクオ様は3代目になられましたし、刀も使えますから、ちょうど良いかと思いまして。」
「いやいや、おかしいって!夜のボクの方がまだ合っているんじゃないの!?」
「いいえぇ、明鏡止水”桜”を表現する為には、ヒーローの火の魔法の方が合っていますから。」
「だからってボクが最初から戦えるなんて・・・。」
「ああ、そういえば公式HPのサンプル画面を見たのですが、最初から全てのクラスを選択できるわけでは無いようですよ。」
「それが何か関係あるの?」
「これは予想ですが、『殿様』はある程度話が進んでから転職できるようになるのではないでしょうか。」
「・・・まさか、それまでボクに普通科でいろってこと?」
「はい、そうなりますね。初期のリクオ様から成長なさっていって、両方が混じった様な状態になった時を、『殿様』に転職して表現する、という訳です。なんだか楽しくありませんか?」
「う~~~ん、確かにそれは言えるかも。『普通科』のままだと、きっとボクはそのうちお役御免になりそうだしなぁ。」
「そ、それはその・・・わ、私もただの『ナイト』のままだと、同じ運命かもしれませんから、その時は一緒ですよ、リクオ様。」
「つらら、あまり慰めになっていないよ、それ。」
「ま、まぁいいじゃないですか。『殿様』になればきっと大活躍ですよ。なにせ上級系の前衛職・・・ああ!?」
「ど、どうしたの、つらら?」
「リクオ様!やっぱり『殿様』は似合いません!他の職業にしましょう!」
「つらら、急に何言ってんのさ。」
「そうですね!えぇと『黒魔術師』なんてどうですか!?ほら、昼のリクオ様は黒いって噂もありますし!」
「ちょ、ちょっと待ってよ!つらら、いったいどうしたの!?」
「・・・ハッ!も、申し訳ありません。リクオ様を守れなくなると考えたら、つい・・・。」
「なるほど、それで後衛職の『黒魔術師』ねぇ。」
「申し訳ありません。」
「で、ボクが黒いっていうのはどういう意味かな?」
「ハゥワッ!な、何でもありません!何でもありませんよリクオ様!!」
「後でボクの部屋で、じっくりと話し合おうか。わかった?つらら。」
「ヒィィィィィイイイイ~~~~~!」

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